1959-1964。高木健夫。高木健夫(ジャーナリスト)葉書(三友社・北村卓三宛)10枚+書簡1通。1、2、4〜10は往復はがきの返信。1)昭和34年2月6日消印-ペン書き9行。生活。月〜土ラジオかテレビでふさがれている。日曜は原稿書き。2)昭和34年6月27日消印。ペン書き7行。胃を手術したので「新聞小説史」を休ませてほしい。入院中の関東逓信病院の隣の病室に村雨退二郎が入院していたが、6月22日に亡くなった。3)昭和34年8月9日消印(8月8日記)-半行10行。千葉亀雄「新聞小説研究」を探してほしいとのこと。4)昭和34年8月21日消印-半行12行。叔父の死?で本のお礼が遅くなった。「三友」の軽井沢特集の感想。裏に短歌。4)昭和34年10月31日消印-ペン書き7行。近況。ふぐが食いたくなり、酒が飲みたくなった。体が人並みになったか? 5)昭和35年4月20日消印-ペン書き5行。一週間のうち半分は新しい中国史と取り組んでいる。6)昭和35年11月1日消印-ペン書き8行。アブラ虫が発生したこと。7)昭和35年11月25日消印-ペン書き5行。うれしかったこと、悲しかったこと。8)横使いペン書き24行。食に関すること。「あまから」の食餌療法アンケートのこと、ローヤルゼリー、ヨーグルトのこと。9)昭和39(消印不鮮明)年11月19日消印-ペン書き6行。亡母の一周忌法要の案内。10)書簡-封筒欠。便箋1枚。連載案。「記者と作家」「記者論・作家論」「商業小説史」「商業新聞小説史」などを出している。「大正期の新聞と小説の歴史をあつかうのです。」