1969-1984。大江賢次。大江賢次書簡6通+葉書1通(白川充(講談社)宛)。1)封書昭和44年9月1日消印(同記)便箋5枚-前半、白川の結婚・両親との同居などについて、後半、作品の相談。「袋小路」「美しい祖国」「東京のうるさ型」「地方のおえら方」などのタイトルが見える。2)封書1975年9月29日消印(9月28日記)2枚-「絶唱」3回目の映画化のこと。主演山口百恵。3)封書昭和54年9月4日消印(同記)400字詰原稿用紙2枚-危篤状態だった病後の報告。4)封書昭和55年8月12日消印(8月11日記)便箋3枚-自伝執筆中の報告。5)封書昭和59年7月14日便箋2枚-病気手術のこと、「アゴ伝」(自伝)の問い合わせに講談社から文庫化予定と独断で答えた旨の報告。6)葉書日付なし消印(20円)-「アゴ伝」文庫化の感激を伝える。7)封書(3月3日記。手渡し文)便箋3枚-「絶唱」が売れたお礼、「昇華」がロマンブックスから出せないか、「希望の灯」の映画化のことにも触れている。