店日記

4月7日

2011年04月07日

今日は、月曜日に市場で落としたものの値付けをしていた。
月曜日は所用があり、落札を見届けずに帰り、
水曜日に会館に行って(資料会もついでに見て)、
送り、今日届いたのだった。

月曜日には、ぱっと見それほどいいのが出ていないと思っていたし、
帰らなきゃというので弱気入札をしていたので、
あまりいいの落とせてないんだろうなと思っていたが、
値付けをしてみたら意外に掘り出し物がある。

けど掘り出したら掘り出したで、
店に並べる前にちょっと、
とか邪念が働いてほんと商売に向いていない。

また調子があまりよくない谷に入ってしまっている。
去年よりはましで、
谷に入っても深くないし、
期間も短くなって入るけど。

「昭和文学研究」という学術誌の最新号(第62集)の「研究展望」で、
和田博文が『現代詩誌総覧』(全7巻)と『戦後詩誌総覧』(全8巻)の、
完結(2010年)とその意義について書いていた。
これをたしか都立多摩図書館で見たとき、
こういうのが出ているのか研究も進んできているなと思った。
詩誌などは現物を手にするのが困難なものが多い。
そこでこれら総覧では、そうした詩誌の目次を載せ、
人名などでも検索できるようになっている。
これは相当な人数と手間のかかった仕事だ。
デジタル版を出してもいいとは思うが、
この総覧自体をぱらぱらめくることで発見があることと思う。
手元におきたいようなものだけど、
場所も金もない。


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