店日記

4月25日

2015年04月26日

新入荷13点です。
『文藝週報』、海外社会小説など。

晴れ。
あたたかい。

前からそうであるのだと思うけど、原発事故以来、左翼的な発言に対する蔑視が強まっているように思える。
保守の学者とされる人たちと比べて、いっていることが非現実的だということで、左翼に対する絶望を述べている人もいた。
しかし、それは比べ方が違うだろう、という気もする。
「御用学者」とされる人たちの多くが、いまある現状を「担当」しているとしたら、彼らは現実の中で、「実際的」にならざるをえない。
左翼思想は、基本的に理念を述べるものであるから、そういった実際家のリアリズムと比べられても、比較のポイントがずれている。
理念的な問題は、左・右にかかわらず、原理的に考え抜かれているかどうか、ということで判定するようなものだ。
その意味では、どちらの陣営も大半が、無根拠なでたらめをいっていることには、代わりがないように思える。
とも思ったが、ちょっと強引な理屈になっている気もする。


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